かまぼこに使われるでんぷんや栄養について
かまぼこというと、基本的にはお正月のおせち料理に欠かせない紅白のおめでたい食品のひとつです。
様々な種類が販売されていて、キャラクターが描かれている商品もあって、お母さん達はお子さんのお弁当に入れる事も度々あります。
そんなかまぼこは、魚を使って作られているので魚嫌いの人には美味しく食べられるありがたい食品だと思います。
かまぼこの一般的な作り方は、魚肉をすって、塩や砂糖で味を調えた後、形を作って蒸したり焼いたりします。
つなぎとしてでんぷんを使用したりします。
でんぷんや水を加えて適度な弾力が出ます。
かまぼこならではの、あの独特な噛みごたえや、弾力はでんぷんのお蔭なのです。
しかし、魚の風味や、魚本来の味を出すためにあえてでんぷんを使わずにつくることもあります。
添加物が気になる場合は、そういった商品を選ばれると良いと思います。
魚を主原料に使っているだけあって、栄養も豊富です。 魚の良質なたんぱく質が含まれており、現代人には不足しがちなカルシウムも含まれています。
タンパク質は免疫力アップにも欠かせない栄養で、美肌効果、筋力アップにも効果があります。 更には低カロリーであり、低脂肪ということでダイエット中の人にもありがたく、世界でも注目を集めています。
かまぼこは魚肉をペースト状にすることによって筋肉繊維が潰されるので、消化が良いのが特徴です。
なので食の細いお年寄りや、子供のおやつなどにも最適なのです。