かまぼこのちょっと華やかな盛り付け
おせち料理や酒肴として、かまぼこをちょっと華やかに盛り付けたいと思うことがありますね。
複雑な飾り切りはなかなか大変ですが、ちょっとした工夫でぐっと違って見えます。
例えば、紅白のかまぼこを等間隔に切って、互い違いに少しずらして並べていくだけで上品でおめでたい雰囲気になります。
この時、下に笹の葉や大葉を敷くだけで色合いも鮮やかです。
板に対して横方向にまっすぐ切るのではなく、斜めに切ると、幅の広いかまぼこになります。
この切り方をすると、盛り付けのバリエーションが格段に増えます。
魚の薄造りのように少し重ねながら盛り付けたり、バラの花のように巻いて飾ったり、工夫次第で素敵な一皿になります。
また、薄切りにした上にいろいろな具材を載せてカナッペのように楽しむこともできます。
上に載せるものは、練りうに+いくら、チーズ+大葉、明太子+ねぎ、わさび漬け+海苔など、2種類を組み合わせると華やかになります。
飾り切りにも簡単なものがいくつかあります。
よく見かける松葉は、スライスしたかまぼこの断面の左右から互い違いに切り込みを入れ、少しひねって重ねるだけです。
うさぎは、スライスしたかまぼこのカーブの部分をリンゴの皮をはぐように、切り離さずに2/3程度までそぎます。
それを下へ丸め入れるようにして耳をつくれば可愛らしいうさぎになります。
同じように、そいだ皮の部分に切り込みを入れ、手綱の要領でくぐらせても華やかな飾り切りになります。
ちょっとした工夫で、見栄えの良い一品になりますのでぜひ試してみてくださいね。