かまぼこが主役の「おでん」は栄養の宝庫
冬は鍋物の季節です。
その中でも「おでん」は最も日本人に愛される料理ではないでしょうか。
おでんの主役は何と言ってもかまぼこでしょう。
種類も豊富で、一つ一つに個性があり、人によって好みもまちまち。 豊富なバリエーションが楽しめます。
このおでん全てに共通するのが魚が原料ということです。
魚肉が良質の高タンパク質であることは言うまでもありません。
牛肉や豚肉に匹敵する多さでありながら、低カロリーであることも大きな魅力です。
たくさん美味しく食べても、太る心配がないのです。
おでんの良さはそれだけではなく、とっても栄養のバランスが良いのです。
タンパク質以外にも、カルシウム、EPA、DHAが多く、大根や昆布などのかまぼこ以外の副材料の栄養も見逃せません。
おでんの種には色々ありますが、代表的なものを上げてみましょう。
じゃこ天、ごぼう巻、イカ巻、野菜天、はんぺん、ちくわ、ちくわぶ、さつま揚げなど本当に種類が豊富ですよね。
じゃこは小魚ですからカルシウムが一杯です。 ごぼうは食物繊維が豊富です。また、イカはタウリンが豊富です。 血液中のコレステロールを下げるだけでなく、インスリンの分泌を促しますので糖尿病の予防にも役立ちます。 野菜天はにんじんをはじめとして色々な野菜が入っているので、カロテンなどのビタミン類を摂ることもできます。
またおでんには先にも書きましたが、昆布、大根、こんにゃく、厚揚げ、がんもどきなど色々な食材が入り、 これらに含まれる栄養価も加わって、一層栄養が豊富になります。
まさにおでんは、かまぼこが主役の、美味しさと栄養の宝庫の鍋料理ですね。
どうぞ、おでんで温まって栄養を取ってください。