かまぼこを毎日食べて大腸がんを予防しよう
現在、日本人の死因のトップはがんです。
最近では、特に食生活の欧米化によるものか、大腸がんが増えています。
魚油の成分であるEPAやDHAががんを予防し、魚を頻繁に食べるとがんになりにくいことは既に研究されています。
かまぼこの主成分であるタンパク質に大腸がんの発生を予防する効果があるか調べた実験があります。
大腸がんを人為的に発生させた実験用マウスを2つのグループに分けます。
グループの一つには普通の餌を、もう一つのグループには乾燥したかまぼこの粉末を混ぜた餌を与えがんの進行を観察しました。
かまぼこを与えたグループは大腸がんの進行が抑えられたと報告されています。
マウスの体重から人の体重に換算して、毎日かまぼこを50〜60グラム食べると有効です。
(関西大学工学部生命工学科 福永健治先生の研究)