かまぼこは認知症の予防になる
年を取ってかかりたくない病気の一つに認知症があります。
但し、これを予防する方法はまだはっきりわかっていません。
ただ、認知症患者と健常者との食生活を調べると、アルツハイマー型の認知症患者は日頃の食生活で健常者に比べ魚を食べる回数が少ないという調査結果があります。
なぜ魚を食べるとアルツハイマー型の認知症になりにくいかと言うと、魚に含まれるDHAが有効に作用していると考えれられます。
やはりマウスでの実験ですが、健忘症のマウスは暗い部屋に行くと電流が流れていてびっくりする実験をすると何度も忘れて暗い部屋に行ってしまいびっくりします。
これに対し、かまぼこを与えていたマウスは良く覚えていて暗い部屋には行かないようになるのです。
人も毎日かまぼこを食べていると認知症になりにくいのではないかと想像されます。
大腸がんの予防の時と同じく、一日50〜60グラムのかまぼこが有効になります。
(盛岡大学短期大学部 小嶋文博先生の研究)